PCエンジン

PCエンジンは、日本電気ホームエレクトロニクス(NECホームエレクトロニクス)から1987年に発売された家庭用ゲーム機です。

価格はファミコンよりも高めで、当時のメーカー希望小売価格は24,800円でした。このPCエンジンこそが当時繁栄を築いていたファミコンに抵抗した唯一の対抗馬として人気を誇ったゲーム機です。

ファミコンとことなる最大の特徴はハードウェアの性能です。強力なグラフィック機能を持ったマシーンだったため、当時のファミコン少年達の目を奪うほどの高性能ソフトが次から次へ発売されていき、ファミコンとPCエンジンの両方を持つ少年達が急増したほどでした。

また、ファミコンとの異なる点を挙げれば、ソフトウェアが世界で初めてとなるCD-ROM媒体として登場したことです。

その後、PCエンジンは進化を遂げ、様々な上位機種を開発していくことになります。また、様々な周辺機器の登場により、システムの組み合わせのバリエーションはとっても豊富でした。


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