ドリームキャスト

ドリームキャスト(Dreamcast)は1998年にセガ・エンタープライゼスから発売された第6世代のゲーム機です。累計出荷台数は約1,045万台でしたが、日本では約245万台にとどまりました。
当時、ソニーのプレイステーションがトップシェアを誇っていましたが、セガはセガサターンで苦戦を強いられていたため、次世代機種としてドリームキャストが投入されたのです。
しかし、ゲーム機時代を担ってきたセガがこのドリームキャストを最後に家庭用ゲーム機市場から撤退したことによって、セガの最後の機種となってしまいました。
当時、ドリームキャストを宣伝するためにセガの専務だった湯川英一がCMに登場することで話題性がありました。このような広告戦略によってドリームキャストの知名度が向上してプレステのシェアを奪うのではないかと予想されていたのですが、セガの供給体制にミスがあって、需要に見合った供給ができず、結果的に初回出荷量は大幅減、予約キャンペーンも途中で打ち切りと、散々な目にあったのです。
1999年には価格を29,900円から19,900円へ値下げしたのですが、2000年に登場したプレステ2に敗れて撤退することになったのです。


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