スーパーファミコン

スーパーファミコン(Super Famicom)は1990年に任天堂から発売されたファミリーコンピュータの後継機種です。当時のメーカー希望小売価格は25,000円で、ファミコンよりも高めの価格設定がされていました。

一般的にはスーファミと呼ばれていました。スーパーファミコンの特徴とすれば、驚異的なヒットを記録したファミリーコンピュータと比較すると、ソニーのDSPによるPCM音源の採用や16ビットCPU の搭載、32768色による映像の処理能力が格段に向上した点が挙げられます。

スーパーファミコンの出荷台数は日本では約1717万台、日本以外では約3193万、累計出荷台数は約4910万台で、ファミコンの後継機種としてその地位を不動のものにして、任天堂はゲーム機業界のメインプレーヤーの座を堅持したことになります。

スーパーファミコンのソフトは1388タイトル発売されて、先行発売されていたPCエンジン、メガドライブを超える規模のシェアを獲得しました。

その結果、発売から20年近く経った2003年に生産は打ち切られましたが、いまだに人気が高いゲーム機のひとつです。


スーパーファミコンのゲームレビュー

スーパーマリオワールド

スーパーファミコン本体と同時に発売された第何作目の作品です。この作品で初登場したヨッシーは今後よく活躍します。ファミコンよりも美しいグラフィック、操作ボタンが増えたのでマリオのアクションも増加し、隠し面のスターロードなんかとても楽しかったですね!

ロマンシングサガ

高い自由性、音楽、戦闘システム、キャラクター、どれにおいても素晴らしいゲームでした。その高い自由度からとっつきにくく、難易度も高いゲームでしたが、当時からファンも多く、続編も大人気でした。プレイステーション2でリメイクされたロマンシングサガ ミンストレルソングは完成度も高く素晴らしい作品でした。

ファイナルファンタジー4

ファイナルファンタジー第4作目にして、初スーパーファミコン作品。クリスタルの概念は当時まだ濃く、シリアスな作品でキャラクターがバンバン死んでいくストーリーは賛否両論でした。個人的には好きだったのですが、やっぱり暗黒騎士時代のセシルの方が格好良いと思うのは私だけでしょうか。

グラディウス3

アーケード版の難易度がすごく高かったので、SFC移植ぐらいの難易度で私には丁度良かったと思います。コナミコマンドは健在です。なぜか何度も爆発させていました。今でもあせない横スクロールシューティングの最高峰作品だと思います。

アクトレイザー

神となりサタンに戦いを挑みます。町づくりの際のあの天使がかわいくて・・・初期スーパーファミコンにおいてかなり完成度の高い作品だと思います。本当にスーパーファミコンになって、ファミコンとは違う未知の可能性がみちていると思わせてくれた名作でした。

ファイナルファイト

言わずと知れた横スクロールアクションゲームです。当時ゲームセンターのゲームが家庭でできる。これほどの興奮はなかなかありませんでした。グラフィックやサウンド、ゲームシステムなど、完璧な作品を移植するにはまだまだ難しい時代でしたが、それ以上の興奮を味わえました。ハガーが市長なんて設定なんてアホっぽくて妙に覚えています。

スーパードンキーコング

2Dでありながら、あのなめらかな3Dのような動きは大変感動しました。マリオブラザーズシリーズに通ずる単純明快なアクションゲームは本当に時間を忘れるほどに熱中しました。次回作からはいろいろな要素を盛り込み2、3などに続きますが、私は個人的にこの作品が一番好きでした。

F−ZERO

マリオカートと人気を二分したスーパーファミコンの最高峰レースゲームです。単純なアクセル、ブレーキ、ニトロ、これらを使いただ誰よりも速く走る。対戦モードがなかったのが残念でしたが、未来の雰囲気とアメコミ風 のキャラクターたちとエレクトリックな雰囲気のBGMなんて今聞いても興奮してしまいます。私はなぜかジャンプ台からコースアウトして爆発させるのが好きでした(笑)

ゼルダの伝説 神々のトライフォース

出る出るゼルダの伝説!デルデルデルデルついに出る!ゴージャス!今度の冒険、リアル君もすぐに体験!というCMが当時印象的でした。3時間以内でクリアすると確か、セーブデータに妖精が付くんでしたよね?謎解き、アクション、やっぱりゼルダはおもしろい!マスターソードを抜いたときは感動しましたね!

ストリートファイター2

スーパーファミコンでストリートファイターなんてできる訳がない!って当時思っていました。発売当時はビックリしました。キャラがよく動き、声もでる!左の親指の川が剥けるほど熱中しました。8人プラス四天王という濃いキャラクター設定は今でも引き継がれていますね。漫画や映画など、今プレイしても色褪せない2D格闘ゲームの至高作品です。